久しぶりの川崎

魚と遊ぼう。

2013年03月04日 00:55

春一番が吹きました。
当然、意識するのはバチ抜け絡みのシーバス。
僕がよく訪れる場所のひとつに川崎の某所がある。ここは、バチが抜けのシャローがあり
春一番とベイトフィッシュの回遊とが重なった時にシーバスがまとまって入ってくる。
一時的に魚はこのエリアに留まるので、そこにバチ抜けがリンクするとお祭り状態になる。
しかし、この数年はそんなスーパーボイルには当たらない…
昨年もこの場所に入っているが、その時の釣果もストラクチャーと明暗の拾い釣りであり
爆釣とは言えない。でも、ポイントが分かっていれば一時間も叩けば5、6尾のヒットは
見込める。そんな場所である。
何より風や雨に強い条件を備え持つからありがたい。ただひとつだけ、欠点は西風の強風
が吹いてる時は潮が二枚潮になるだけでなく、潮流が悪くなり釣果が一気に落ちる。

今回は北の強風。風による場所荒れは多少あるが、水面下は良い感じの潮が残ってる。
ただ、キャストは多少なり困難になるがそれほど大きい問題にはならない程度。

バチは確認できない。基本は岸沿いの縁に着く魚と明暗・ストラクチャーの複合に着く魚。
まずは岸沿いにナイトレイドをキャストするがしばらくは反応なし。
この10投程度で風の強さと潮流のバランスを体に叩き込み探っていく。
ナイトレイドはいまいち水噛みが悪いようで、帰ってくる手ごたえが薄い…
そんな中、バイト!が、使っているステラは以前にラインが空転していた物。直ったように
思っていたが、すばらしく空転する。ここで、リールをチェンジ。バイオマスターにリーダーが
着いていたのでバイオマスターにしたが、このリーダーにかなりの問題が…

ナイトレイドでその後4ヒットするも全てわずかなファイトで外れてしまう…
完全に竿が負けている。使っている竿はエギングロッドをガイド交換したシーバス仕様。
スローな調子でバットまで全体に曲がっていくのが好きで、尚且つヒットに持ち込みやすい柔らかさ
が気に入っている。グリップも短いので8フィートあるにも関らず扱いやすい。バスロッドみたいに使える。

ここで、少しレンジを落とすためにヴィジョン95に変更。すぐに答えは出た。
40センチ無いくらいのシーバス。





更にキャストを続けたときに悲劇が…ストラクチャーからスズキクラスに近いと思われる魚をヒット。
しかし、わずか20m程度のファイトだが竿が完全に負けてる。ドラグを絞ったときに腐りきったリーダー
がブレイクした…やっちまった…この竿の最大の欠点。パワー不足。以前に中川で味わった敗北感が再び…

95と同じ感覚で使えるルアーを探す。X80SWでは深い。アスリートのS7があったので、それをチョイス。
更に前進してストラクチャーと明暗の目の前5mに入る。ここに入れるのは潮位が下がったとき。
それ以前に入ると魚を散らすことになる。そして、ここでヒットすると場所荒れも起こりやすい…

アスリートはすぐに答えをたたき出した。ヒット!!だが、竿はまた負けている。
リーダーは交換したので、ドラグで勝負をかける。これでバラス要因はフックを伸ばされる事。
ドラグをコントロールして走らせる。魚は潮流に乗らず下へ下へと逃げようとしてる。これなら勝負は早い。
自分の足元の水深は2~3m程度。ちょっと、走らせればすぐに浮かせられる状態だ。結果的に場所荒れしたが
60センチに少し足りないフッコをゲット。





この後は反応がなくなった。潮位もだいぶ下がっている。
この場所は満潮から入っても潮位が100~80センチを割ると魚は一気にいなくなる。故に短時間で勝負が
つくのだが、他につぶしが利かないという欠点も…これで、納竿とした。
次の大潮が最大のチャンスであると信じたい。


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