地元河川ボートシーバスと大黒イカ釣り

魚と遊ぼう。

2014年06月05日 18:22

先日、地元河川でボートシーバス釣行会を開きました。ある意味、皆にとっての地元河川。

ペンキ屋こばちゃんは、このポイントまで車で10分。マサヤにしても同じ事。

なかなか、自宅の近くの川って盲点だと思う。『あんな汚ねぇー川に魚なんていねぇよ。』

大概の人の意見。でも、汚くしたのは人間様であって魚に罪は無い。ありがたく遊ばせてもらわないとね。


先日のガイドが不発だった。そのリベンジ戦なのだが、一度ポイントと対策を学べばやはり結果を出す。

バサーだけに答えは早かった。僕らは上流の簡易的なスロープから出船してポイントである橋で

合流すると言う展開。スタート時間を伝えて到着予想時刻も合わせて伝える。

僕のボートにはワクイさん。ニワ艇にはみっちゃんがゲスト乗船。先に僕は下流ポイントまでひた走る。

現地でこばちゃんを拾う予定。ポイントまで15分くらいで到着。電話してみる。



こばちゃん『3投できましたよ!!人生初シーバス。』



60クラスをすでにキャッチしてお腹いっぱい状態でした。


僕は操船に徹する。流れに対して船をバックギアで立て、明暗を狙う。この釣りでは操船に徹しないと

船が直ぐに流される。同じ場所でステイさせるにはクラッチワークで船を立てる必要性がある。

一度、一人で出船してみた事があるが、はっきり言って釣りにならない。ここは割り切ってゲストに

どれだけ釣らせるかがキモである。が、右岸にはこばちゃん達がいるので空いてる左岸側に船を立てて

居たのだが、誰も居なかったのを確認して流し始めたはずが陸っぱりのアングラーにかぶされてしまった。

しかも、重めのルアーで明らかに船に近い場所に打ち込み始めた。結果、リスク回避で接岸上陸となりました。

ここまで、2バラシくらい・・・



あと明らかにプレッシャーを掛けすぎでボイルは一旦、沈んでしまった。ニワ艇も程なく接岸。

上陸後、スーパーボイル程ではないが、ある程度のボイルは出たが明暗の片岸に6人は多すぎた。

ここで3時間くらいのトークタイム。同じ趣味の人間が集まると、話は盛り上がる。親睦会って感じだな。

ペンキ屋チームは翌日に仕事を控えていたので、午前2時頃に解散し離岸。僕らは下流のシャローに下る。

朝マズメ近く。下流の橋の明暗が消えるか消えないかの時間帯。ワクイさんにヒット!!

魚は60クラス。船の近くまで寄せたのだが、僕が躊躇して船をバックさせなかった。そのまま捕れると思った。

船外機の方に一度走られて、ますます船を動かせない状態に…結局、ペラには巻かれなかったが船のキール付近

で魚は外れてしまった…残念無念…






すっかり明るくなった頃に納竿。帰りは、僕のボートでニワ艇を牽引。やや帰着時間が早くなるかな?

で、僕的には色々考えがあった。『仕事の薄いこの時期、貸していた金が少し戻ってきた。さあ、どうすんべ?』

外房ジギングに挑戦すべくジグを買い進めていた。タックルはマグロ用しかない。ラインが少々太い気もするが…


そんな折、外房の釣果が下がりだした。前から思っていた事だか、黒潮の直撃を受けたりする時に釣果が一瞬

落ちる間合いがある気がする。反転した分流による逆潮とか色々あるんだろうけど、相模湾のマグロでも

そんなタイミングがあるような気がする。黒潮の流れ自体にはプランクトンは居ないらしい…

環境の変化によるベイトの着き場の変化が関係してるとは思うが、非常に難しい話である。

しかも、外房の船宿の多くが船止めの休みに入ってしまう。釣果情報が止まってしまう。

火曜日、水曜日。この二日間は休む気になれば休める。そんな感じで計画を組んでいた時だった。


ペンキ屋こばちゃん『水曜ならうち等も休めるっす』


その言葉を聴き、考えが変わる。どうせなら3人で行けるプランを組むか…

時季の魚を模索する。本当ならジギングに出たい。が、道具の無い初心者が行って簡単に結果がでる環境では無い。

こばちゃんは人に道具を借りるのが嫌なようで、大概直前に大金を使って購入する事態に発展する。

そして、従業員のマサヤの道具まで立替える危険性まである。昨年末のブリトップ。大時化で通常は無理しない

天候の時も皆の休みのタイミングを合わせる為、無理やり出船してしまった。当然、釣果など無い。

僕はこの時に船代まで出してもらってしまい、結果的に『接待』を受ける形になってしまった。

『今回こそ、この二人に確実に釣果がほしい…』そう考えていた。


そして、結論。『大黒海つり施設のシリヤケエギング』に決定した。連日の3桁超えの釣果。

道具を買っていくにしても、個人の負担が低く、トータルな出費が少なくて良い。

ただ、注意すべき点がある。この手の海つり施設は入場者数で釣り方を制限している。

ルアーやエギングの釣りをするなら平日に行くしかない。僕は本牧の方に何度か行ったことがある。

釣り場規模なら本牧だが、エギングとなるとやはり大黒だろう…現地に行ってつくづくそう思った。


朝、5時頃現地入り。当然、順番待ちの列に並ぶ。これをやらないと『この手』の釣り場では釣り座の確保は無理。

まして、エギング天国状態。平日にも関わらず、すさまじい来場者数。このほとんどの人がエギンガーだ。

入場して直ぐに、イカのラッシュを目撃。僕らは当然、釣れません。ついでにタモが短い事にも気がついた。

今は潮位が高いけど、下げたら100%届かないな、こりゃ…


ラインによるお祭りを嫌い、僕はこばちゃん達にシンカーを着ける釣り方を奨めた。それでも、となりのおじさん

の流れたラインにしょっちゅう絡まっている状態。まあ、仕方が無い。僕らはひたすらまっすぐ投げ沈める。

その釣り方を徹していた。釣れ続けている人たちはシンカーを着けない又はライトシンカーな感じ。

大体はグループで来て、釣り座に余裕がある人たちに釣果は集中している感じ。時折、単独の人にもイカが掛かる。

『多分、ボトム付近のフォールで当ってるんだ…その、フォールの姿勢がキモだ。』

僕にもマサヤにもこばちゃんにも当たりはあった。が、乗せられない。恐らくシンカーが悪い方に作用してる。


午後になり、転機が訪れる。強風に変わりかけた釣り場の天気。当然、ノーシンカーなエギの人は釣りにならない。

そんな中、マサヤにヒット!!しっかりエギを抱えたイカを確認して、少し抜き上げた状態でタモでフォロー。






シリヤケイカ、ゲット!!小ぶりだけど、イカはイカだ。

その後、こばちゃんにもヒット!!しっかり抱いたエギを確認して同じ様に獲る。




更にマサヤにまたヒット。この条件下で釣れているのは僕たちだけ。よかった、がんばり続けて…

が、このイカは触腕一本で掛かっていた。当然、取れそうも無い…『多分、落ちるけど抜いてみて…』

やはり、落ちた…まあ、ゲットにカウントしましょ。

その後もこばちゃんに小さいタコヒット。抜きあげて桟橋におろしたら、網目の桟橋からすり抜けて逃亡。

その後、マサヤが1杯追加。まあまあサイズ。




これで、納竿。僕は結局、釣れなかった…でも、ホスト役としては100点貰えたと思う。

帰ってきて、マサヤの小さい方のイカを頂きました。後で食したいと思います。ありがとうございました。


僕はゲームプロデューサーとして色々なゲームを設定していることがある。その大半が初心者なのだ。

だから毎度、初心者の目線で組み立てを行うのだが、最近なんとか結果が残せるようになってきた。

僕は未だ、陸っぱりのエギングではまともなイカは釣っていない…そんな初心者がゲームを組み立てて

いるのだから面白い話だ。ゲームプローデューサーって数字の結果でしか成果が残らない。

でも、その数字には色々な感情や思い出が含まれていって結果として色々なモノが残されていく。

僕は自分で釣るより、こっちの方が向いているのかも知れない…




ひとつ、また結果が残ってよかった。次は何が残るんだろう…


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